Musician/Staff

月本一史(TSUKIMOTO,Kazufumi)
リスボン市立ファド博物館公認アンバサダー

ギターラ(ポルトガルギター)奏者
ファド研究家

ファドに関する卒論で大学卒業後、リスボン市立ファド博物館へ留学。
ファド博物館併設ギタリスタ(ポルトガルギター奏者)育成コースにてAntónio Parreiraに師事。
また、Casa do Fado ”Velho Pateo de Sant’Ana”でも師Parreiraの指導の下演奏経験を重ねながらFado Tradicional(古典ファド)を学び、「古典をこれだけ古典らしく表現できる弾き手は希少である」と評価を受ける。

帰国後、演奏活動を開始。その一方でギターラのメソッド作り、歌手と演奏家の育成、ファドに関する講演・講義にも力を入れ、2004年2月に日本初のギターラ教則本を上梓。
以後も頻繁にリスボンへ通い研究を進めつつ、日本での演奏、書籍や映像教則等の執筆・制作、CDのプロデュース、M.T.E.Cとしてコンサートイベント及びポルトガル文化複合イベントのプロデュースを行っている。
また、2014年には日本初となるファドのガイドブック及びアニメーションを制作した。
2022年からは他ジャンルとのコラボレーションを解禁し、楽器だけでなく獅子舞などの伝統芸能とも共演を重ねている。

2016年よりリスボンから将来有望な歌手を招聘して日本ツアーを行うFado no Japão(Fado in Japanの意)プロジェクトをポルトガル大使館、日本ポルトガル協会、リスボン市立ファド博物館と連携して制作。
同年ポルトガルのファド文化行政を司るリスボン市立ファド博物館より指導・メソッド構築・コンサート企画等が「日本においてファド博物館と同じ機能を果たしている」と評価され、初の海外大使として公認アンバサダー(日本ファド大使)に任命された。
2024年には著書『ギターラ曲集1・2』(楽譜集)がポルトガルで販売開始された。

Associação Portuguesa dos Amigos do Fado(ポルトガルファド愛好会リスボン本部)正会員。
FM徳島「酒とジャズの日々」ファド解説員
2004年より朝日カルチャーセンター京都教室・中之島教室・新宿教室にて特別講座を担当
NHKよるドラ「恋するハエ女」ファド指導


海老原智子(EBIHARA,Tomoko)CYMERA_20150718_132307
ファド歌手

上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒

日本ファド界待望の本格派女性ファディスタ。
学生時代、上智大学ポルトガル語学科内サークル「ファド会」に所属しファドとの接点を持つ。
卒業後度々リスボンを訪れ、ファドの歌唱を学ぶとともに文化、歴史等に関しても造詣を深める。
シンプルな昔ながらのスタイルを得意としている。


長野 武(CHONO, Takeshi)
ヴィオラ・デ・ファド(ギター)奏者

 

 

 

 

 

 

 


その他、デスク1名、翻訳アシスタント1名、外部スタッフ(商品制作)1名